今回はミリタント/フューリーエッジの名盤を10枚紹介します。
- ミリタント/フューリーエッジとは
- ミリタント/フューリーエッジのおすすめ名盤10選
- 1. ARKANGEL「Prayers Upon Deaf Ears」(1998)
- 2. REPRISAL「Boundless Human Stupidity」(2000)
- 3. HEAVEN SHALL BURN「Asunder」(2000)
- 4. CALIBAN「A Small Boy And A Grey Heaven」(1999)
- 5. MAROON「Antagonist」(2002)
- 6. SENTENCE「War」(2002)
- 7. DAY OF SUFFERING「The Eternal Jihad」(1997)
- 8. LENGTH OF TIME「Shame To This Weakness Modern World」(1999)
- 9. MORNING AGAIN「As Tradition Dies Slowly」(1998)
- 10. ALL OUT WAR「For Those Who Were Crucified」(1998)
- 【ミリタント/フューリーエッジ名盤10選】まとめ
ミリタント/フューリーエッジとは
「ミリタント」と「フューリーエッジ」はどちらもニュースクール・ハードコアの一種です。
メタリックなエッジを効かせた単音リフ主体のハードコアのことを指すのですが、厳密な定義はありません。(思想や主義主張も絡んできますが、そこは割愛します。)
また、名称もその他に「エッジメタル」と呼ばれることもあり、サウンド的にもメタルなのかハードコアなのかといった線引きも曖昧だったりします。
なので、ざっくりと「SLAYER直系の単音リフ主体で、攻撃的かつ厳格な雰囲気のハードコア」と思ってもらって構いません。
以下ではメタルファンにおすすめしたいミリタント/フューリーエッジの名盤をセレクトしたのでぜひチェックしてみてください。
ミリタント/フューリーエッジのおすすめ名盤10選
1. ARKANGEL「Prayers Upon Deaf Ears」(1998)
ベルギーのフューリーエッジの帝王による1st EP。
漆黒の単音リフとミドル/スローパートを中心とした展開が危険な空気を醸し出す名盤。
サウンド、アートワークともに後続へ与えた影響は計り知れない。
おすすめ曲:1、5
2. REPRISAL「Boundless Human Stupidity」(2000)
イタリア産フューリーエッジの2nd。
欧州らしいダークネスを纏い、鬼の刻みでブルータルに攻めまくる極悪盤。
極めてメタリックだが、感触はやはりハードコア。
おすすめ曲:1、2
3. HEAVEN SHALL BURN「Asunder」(2000)
メタルファンにもお馴染みのドイツ産ニュースクールHCバンドの1st。
ドスの効いた重戦車サウンドと悲壮感溢れるメロディーというHSBのトレードマークは本作の時点ですでに完成している。
しかし、後に強化していくメタル成分はまだ薄く、圧倒的にミリタントな質感が強い。
おすすめ曲:1、2
4. CALIBAN「A Small Boy And A Grey Heaven」(1999)
ドイツ産ニュースクールHCバンドの1st。
鋭いリフと病的なヴォーカル、叙情メロが交錯するニュースクールHCの名盤。
メタルコア化する後年には無い危険な匂いが充満する。
おすすめ曲:2、3
5. MAROON「Antagonist」(2002)
ドイツ産ニュースクールHCバンドの1st。
ダークな単音リフとモッシーなパートでメリハリをつけながら、ドラマティックに展開する。
HEAVEN SHALL BURN、CALIBANとともにジャーマン・ダークネス御三家とされている。
おすすめ曲:2、3
6. SENTENCE「War」(2002)
イタリア産フューリーエッジバンドの2nd。
ザクザク刻む分厚いリフからモッシュパートで落とす展開はアグレッシブ&タフ。
デス/スラッシュメタルやモダンヘヴィネス系のリスナーもぜひ。
おすすめ曲:1、2
7. DAY OF SUFFERING「The Eternal Jihad」(1997)
USノースカロライナ産の1stにしてラスト作。
もろにSLAYERなリフとデスメタルに迫るほどのブルータリティを誇る早すぎた名盤。
そのメタル愛はMORBID ANGELの曲名をバンド名にするほど。
おすすめ曲:1、2
8. LENGTH OF TIME「Shame To This Weakness Modern World」(1999)
ベルギー産バンドの1stフルに続くEP。
ARKANGELやDEVIATEのメンバーが在籍しており、当初はプロジェクトとして始まった。
極悪&ダークに攻めながら、随所で歌心あるメロディーを挟み込むヴォーカルがユニーク。
おすすめ曲:1、5
9. MORNING AGAIN「As Tradition Dies Slowly」(1998)
USフロリダの伝説的ニュースクールHCバンドによる唯一のフル作。
デスメタルの聖地フロリダで生まれたメタルとハードコアのクロスオーバー。
詩情豊かなサウンドは叙情派ニュースクールHCの先駆けとなった。
おすすめ曲:1、3
10. ALL OUT WAR「For Those Who Were Crucified」(1998)
USニューヨーク出身の2nd。
デスメタリックな突進力とモッシーなNYスタイルが融合した暴力的なハードコア。
勢い余ってSLAYERになってしまうのはご愛嬌。
おすすめ曲:1、2
【ミリタント/フューリーエッジ名盤10選】まとめ
以上、ミリタント/フューリーエッジの名盤を紹介しました。
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